昼。 寝室。 カーテンは閉じたまま。 光の線だけ床に残る。 ベッドに腰を下ろす。 スマホは置かない。 手の位置を決めない。 時間だけ進む。 喉が少し乾く。 息が一度浅くなる。 昔からの反応が出る。 何かを始める前に、動かない。 それが役に立った場面もあった。 カーテンはそのまま。 光の位置も変わらない。 寝室には、同じ配置が残っている。